トレッドミル

ふと突然何を思ったか、三ヶ月ほど前からジムに通い始めた(めんどくさくて日記に書いてなかった!)。

そして、毎回使っているのがトレッドミル。ベルトコンベアみたいな上を走るあれのことだ。ランニングマシンともいわれることが多い。


最初のころはのろのろと走っていたが、最近はだいぶ慣れてきて、時速10kmを超える速さで走っている。でも、これでもまだ鈍い。当面の目標は、持続して時速12kmより走ることだ。ジムに通う前は、
「何で室内で走ってるんだ? 外を走れよ」
なんて思っていたが、意見変わりました。これはよくできている。テレビがついているので、結構飽きたりしない。走ってる時間や速さのコントロールも簡単だし、前回までの記録と比較できたりするので、
「今日はもうちょっとがんばろう」
なんて気になる。それに、外だと舗装されているので、膝を痛めてしまいやすいが、トレッドミルのベルトの部分はクッションが効いているので、膝を痛めにくい。


ちなみに、あちこちのサイトを見ていると、
トレッドミルは、床が勝手に動いて、上でピョンピョン跳ねてるだけでいいから、実際に地面をけって走るより楽だ」
なんてことがよく書いているけど、大間違い。トレッドミルに乗っかってない人にとっては、上にピョンピョン跳ねて見えているだけ。


もし、トレッドミル動く歩道みたいにめちゃめちゃ長くて、例えば時速10kmで動いているとしよう。そして、一郎君、次郎君がその上に乗っかっていて、花子さんはトレッドミルに乗っていない、とする。


一郎君が立ってるだけで走ってなかったら、同じく立ってるだけの花子さんから見ると一郎君は時速10kmでどんどん動いていってしまう。


また、花子さんから見て次郎君がその場でピョンピョン跳ねているように見えたとき、次郎君は止まっているか、というともちろんそうでない。トレッドミルに乗っかっていて立ってるだけの一郎君から見ると、次郎君は時速10kmで走っている。そして、次郎君にとっても時速10kmで走っているだけの負荷がかかっていると感じていて、これは地面の上を時速10kmで走っているときと同じである。ただ、トレッドミルの場合は、空気抵抗がかからないので(一郎君にとっては時速10kmで風が吹いているに感じる)、ちょっとだけ楽なのは間違いない。