ニコラス・ケイジは日本語ペラペラ?「60セカンズ」

最近すっかり習慣になってしまったが、今週もビデオをレンタルしてきた。今回借りてきたビデオは「60セカンズ」。主演はニコラス・ケイジ

映画を観ていたら、ニコラス・ケイジが流暢な日本語を喋っていた。うまいものだ、と思っていたら、他の出演者も日本語がペラペラだった。って、そんなわけがない! 間違えて日本語吹き替え版を借りてきてしまったのだ! パッケージをよく見ずに借りたものだから、間違えてしまった。

違和感を覚えながらも、しかたなく映画を観た。ストーリーはこんな感じ。わずか60秒でどんな車でも盗むことができる主人公。すでに泥棒稼業から足を洗っていたが、弟を助けるために24時間で50台の高級車を盗み出さなければならなくなった。警察の執拗な追跡をかわしながら、仲間とともに約束の時間までに50台の車を盗み出そうとする。しかし・・・。

ここでちょっと豆知識。60セカンズの「セカンズ」(seconds)とは「秒」のことだが、なぜ「秒」の英語は、"second"なのか。ついでになぜ「分」の英語は、"minute"なのか。まず「分」は「時間」を細かく分割したものだから「分」は"minute"。minuteには名詞では「分」だが、形容詞で「微細の」という意味がある(発音は、名詞では「みにっとぅ」、形容詞では「まいにゅーとぅ」)。そして「分」をさらに分割したものが「秒」であり、それは二度目(second)の分割だから、「秒」は"second"なのである。勉強になったでしょ?

映画の話に戻ろう。この映画はたぶん面白い。しかし、やっぱり、日本語で観たせいなのか、なんだか感情移入ができなくて、あまり楽しめなかった。今度はちゃんと日本語吹き替え版でないことを確かめてから借りよう。とりあえず、評価はB。

ところで、ビデオを観ていていつも思うのだが、本編が始まるまでの宣伝が長い。新作情報、レンタル開始、などが延々と続く。今回借りてきたビデオの前に、どのくらいの時間の宣伝があるのか見たら、なんと20分。長すぎる。「60セカンズ」の前に「20分」も宣伝するな!と怒ってしまった(早送りすればいいんだけどね)。


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