バドガールの魅力にくらくら

数人の人たちとビアガーデンへ。といっても普通のビアガーデンではない。水着みたいなボディコンのコスチュームを着たバドガールお姉さんたちがいるビアガーデンである。そこのお店には十人ぐらいのバドガールのお姉さんがいて、ビール(もちろんバドワイザー、のはず)や料理を運んで来てくれるのである。別にいかがわしい店ではなく、バドガールがいるだけで、料金は普通のお店と変わらない。行く前はあまり期待していなかったのだが、みんなかなり美人であった。

しばらくいてわかったのだが、店の内側向きに座ったほうがいいみたい。そうでないとバドガールの皆さんの歩く姿が見えないのだ。これは重要だ。反対側向きに座ると壁しか見えないし、首をひねって後ろを向くのはいかにも露骨でさすがに抵抗感がある。テーブルの位置は、厨房近くがベストのようだ。そのそばでバドガールの皆さんが立っているからである。僕らのテーブルは壁際の真ん中であったが、僕の席は内側向きでバドガールのお姉さんがよく見えた。ビールを持って近くに来たとき、目のやり場に困ってしまった(いや、やっぱり、困らなかったです)。

こういう店には男の客しか来ないかというと、そうでもなく、男数名と女数名のグループもいた。女の子が一緒だと気を使ってしまって疲れそう。女性だけで来ているグループもあった。あれは何でだろう? って、ビアガーデンなのだから、ビールを飲みに来たに決まってる! けど、でもね・・・。

僕らは飲んでいる間、
「あの髪の長い黒バドがいい」
「白バドよりも黒バドの方が美人が多い」
などとその場に女性がいたらセクハラだと怒られるような話をずっとして楽しんだ。ちなみに僕は髪の長い白バドのお姉さんが一番美人だと思いました。(注:バドガールのコスチュームには白と黒の二色あって、それぞれ、白バドと黒バドと呼ぶ)

2時間飲み放題のコースを頼んだわりにあまりみんな飲まなかったようだ。それに料理もあまり食べなかった。別にビールや料理がまずかったというわけではない。いや、おいしかったとかそういう記憶もあまりない。何故か? それは思わずバドガールに見とれて手が止まってしまって、ビールや料理どころじゃなくなってしまうからだ。やっぱり夏はビールだね(?)。また行こう。