ものへのこだわり(かなりどうでもいい話なのに何故か長文)

朝6時にアラームが鳴るようにセットしていたのに目覚し時計が鳴らなかった。時計の裏ブタを開けてみたら単四のアルカリ電池の電極部分から大量の白い粉をふいていて、金属部分では腐食を起こしているところもある。よくわからないが電池が液漏れでも起こしたようである。まったくXXX(電池の製造元)はけしからん! おかげで目覚し時計が壊れてしまった。

今日は早く出かける必要があって、それで朝6時に目覚ましをセットしていたのだ。では遅刻してしまったかというと、今日はたまたま6時に目が自然にパチっと開いた(気持ち悪い!)ので遅刻はしないで済んだ。しかしニワトリじゃないのだから、こんな奇跡を毎日起こし続けられるわけがない。

というわけで新しい目覚し時計を物色しにディスカウントストアに立ち寄った。最近の目覚し時計の売れ筋は、目覚ましの音量がけたたましく大きいものらしい。みんな起きるのに苦労しているからこういうのが売れるのかな?正確な時間に勝手に合わせてくれる電波時計というものも最近売られているようだ。

僕が目覚ましを選ぶポイントは、まず、連続運針であり、針の動く音がしないこと。
「カチ・・・カチ・・・カチ・・・カチ・・・」
という単調な繰り返し音が聞こえると、いらいらして眠れないのだ。
「カチ・・・カチカチ・・・・・・・カチカチ・カチ・・・・カチ・・」
という感じに不規則に針が進めば気にならないと思うけど。あ、でも、これだと時計として役に立たないか。

他のポイントは、アラーム音が、
「ぴぴぴぴっ。ぴぴぴぴっ。ぴぴぴぴっ。ぴぴぴぴっ。ぴぴぴぴっ。ぴぴぴぴっ。ぴぴぴぴっ。ぴぴぴぴっ。ぴぴぴぴっ。・・・」
とだんだん大きくなるこのタイプは選択肢からはずすことにしている。このアラーム音はとてもポピュラーで目覚し時計以外にもいろいろな製品に使われているから、普通に日常生活を送っていて耳にすることがある。いつもこの音を聞いて目を覚ましていると、昼間にこれを聞くとドキッとして心拍数が上昇して心臓にとても悪いのだ。まだ眠っていたいときに無理矢理起こそうとするこのアラームを、きっと潜在意識はある種の攻撃と判断するのだろう(思いつきで適当に書いています。本気にしないように)。

また、アラームの時刻設定が容易にできることも重要。いくつかの目覚し時計は、ボタンを押して1分ずつ時間を増減させて、アラームの時刻をあわせる。これはめんどくさい。アラームの時刻を変える気が起きない。手で回して設定するアナログタイプのほうが絶対使いやすい。

デザインも重要、値段もそこそこ重要、と注文が多い。これらをすべて満たす目覚し時計は、・・・見つからなかった。しかたがない。しばらくは携帯電話のアラーム機能で目覚まし代わりとしよう。物に対するこだわりがありすぎて、何にも買えない。