マッハ!!!!!!!!

マッハ!!!!!!!!」鑑賞。タイのある村から仏像の首が盗まれた。それを取り戻すため、ムエタイの達人ティン(トニー・ジャー)が盗んだ奴を追いかけてバンコクに! タイの映画。

CGを使わない、ワイヤーを使わない、スタントマンを使わない、早回しを使わない、ムエタイだけを使う!というのがこの映画の売りらしい。

街中を走り回って、車を飛び越えたり滑りながらくぐったり、側転飛びで二枚のガラスの隙間をすり抜けたり、鎖の輪を飛んでくぐったり、足が燃えたまま攻撃したり、スゴイ!

格闘シーンも本格的! その中でも、アフロで口ひげの、学生服みたいなものを着た、トシローという日本人(?)と戦うシーンがなかなか良かった。踊りのような足の動きが面白い。いい味出してる。

ストーリーはシンプルで、仏像の首を取り戻すことにそんなに高いモチベーションが持てるのか、と思ってしまった。タイの人は日本人とよく似ているけど、ヒロインはちょっと日本人好みではない気がする。

この映画はストーリーよりも、
「人間ってこんなこともできるんだなあ」
ということを楽しむ映画だ。評価A。


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