「スペースカウボーイ」お年寄りパワー炸裂!

「スペース・カウボーイ」をレンタルしてきた。監督・主演クリント・イーストウッド。ストーリーはこんな感じ。40年昔、米空軍は大気圏外への飛行を計画しており、その任務はチーム・ダイダロスの4人が行うことになっていた。しかしそのパイロットの座は何とチンパンジーに奪われてしまい、その計画は白紙となり、チーム・ダイダロスは解散に。そして40年後。ロシアのある通信衛星が故障し、一ヶ月以内に修理しないと地球に墜落することになった。その通信衛星にはチーム・ダイダロスの一人フランク(クリント・イーストウッド)が設計した回路が使用されており、今ではその修理はフランクにしかできない。修理を依頼されたフランクはそれを引き受ける条件としてあるひとつの提案を要求する。それはチーム・ダイダロスが全員宇宙に行くというものであった。すでに老人となったチーム・ダイダロスのメンバーは、正規の宇宙飛行士と同じ厳しい訓練を受け、念願の宇宙へと向かう。

元気なお年寄りが若者顔負けのパワー炸裂で宇宙飛行士になってしまうなど、観ていて爽快感があって楽しい。僕は通信衛星の中に40年前にパイロットになったチンパンジーがいるに違いない、とにらんでいたが、これははずれた。さすがにそこまではふざけていないようだ。でも最後のシーンは似たようなものだけど(内緒)。

この映画を見ていて思い出したのが「スペース・キャンプ」という映画。「スペース・カウボーイ」とは反対で、これは子供だけで宇宙に行ってしまうという話だった。この映画には若かりし頃のリー・トンプソンバック・トゥ・ザ・フューチャーでマイケル・J・フォックスの彼女役)とかリーフ・フェニックス(現ホアキン・フェニックス。故リバー・フェニックスの弟。グラディエイターのローマ皇帝)が出演していた。こっちの方が面白かったかな(3、4回観た)。この手の映画は大好きで、感動してうるうるきてしまう。単純な性格のおかげで、製作者の思うツボなのだ。映画の評価は、AとBの間、くらいにしておく。


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