児童向けの洋書で英語の特訓中2

前回のつづき

"Charlie and the Chocolate Factory"は一ヶ月くらいで読んだ。レベル5でわりと難しい本であったが面白いので一ヶ月くらいで読めた。でも、Oompa-Loompaの歌は難しかった・・・。

その続きの、"Charlie and the Great Glass Elevator"は読書期間が一年になっているけど、別に一年かけて読んでたわけでない。読んでる途中でどこかに消えてしまったが、今年になって部屋の片隅に埋もれていたのを発見して読んだので一年かかっただけ。実際は一ヶ月くらいで読み終えた。"Chocolate〜"のほうが面白いかも。

"Matilda"は5歳の天才少女マチルダの物語。父親に復讐する楽しみを覚えてしまうところが痛快。唯一の理解者で小学校の担任ミス・ハニーとの心触れ合う場面はジーンとした。後半は予想もしてなかった展開に!! そして「そんなんでいいの?」という驚きの結末であった。この本は"Charlie"よりも英語の難易度は高いようだ。女校長トレンチブルの、人を罵る英語は全然知らない単語だらけで難しかった! でも話が面白くて電子辞書を片手に夢中になって読んでしまった。僕の読めるレベルの洋書でこんな本にもう一度出会いたいものだ。この本を読んであまりに感動したので、僕のPCに「Matilda」と名付けたほどです。(ま、たいしたことじゃないけど)

同じDahlの作品でも"Witches"はあんまり面白くないかも。Grand High Witchの話す訛った英語は読みづらかった。Dahlの本はだいたい面白いけど、もう少し語彙力がついてから読むことにしよう。

簡単な本を読むことは読解力をつけるのに効果的らしいので、"Nancy Drew Notebooks"にも挑戦。少女探偵Nancyの物語。このシリーズは確かに易しいけど、それでもやはり知らない単語は出てきて勉強になる。でも70ページの薄い本で、アメリカの小学生の女の子向けらしく、挿絵がかわいすぎて電車の中では読めません! 家で寝る前にちょこちょこっと読むことにしている。この本を読んで思った。アメリカ人はhugが好きなんだなあ、と。(10/10の日記にも少し感想を書いた)

"Encyclopedia Brown"はエンサイクロペディアというあだ名の少年探偵の物語。一つの話が10ページ以下の短い話で構成されている。そして一つの話につき一つの謎解きがあって、読者がその謎を解明するという構成になっており、英語の理解度のチェックにもなる。謎解きの難易度はそれほど高くないので、読んでる途中にオチが読めてしまうこともあるけど・・・。このエンサイクロペディア君は、推理しながら人の話を聞くとき目を閉じるのが癖なのだが、まるで「推理してやるから話してみろ」って大きな態度を取ってるような感じがして、「何て生意気なガキ!」と思ってしまってしかたがない。連作短編形式のためか話がブツギレで、ストーリー性という意味では今ひとつかも。語彙のレベルは低いけど、英語独特の表現が多くてわりと難しい。レベル3以上の難しさかもしれない。英語の勉強にはなる。